田舎に居るときは当然ながら、親元で昔風の木造住宅でした。 そして、其の後都会に出てきて、中層の賃貸マンションに独身時代と所帯を持った当初まで住んでおりました。
其の後に、今から数年ほど前に都市郊外の私鉄沿線に、土地を購入し数年後の木造の注文住宅で戸建てを建てました。
当初の賃貸マンション暮らしの場合は、はじめの内は其の利便さに気に入っていましたが、田舎暮らしのことを思うと、何か窮屈な思いや圧迫感というか、三階だったせいもあって地に脚がついておらず、中に浮いているような錯覚さえ覚えたものでした。
それに、子供が大きくなるに従って、やはり、2DKの広さでは愈々、手狭の状態になりつつあったので、思い切って新規の住宅を求める事にしたのです。 仕事が建設関係ということもあって、自分(家内とも相談)で好きな家を建てたいと思い、意匠を凝らした家にするつもりでした。
資金的には親の援助も当てにできたので、先ず近郊に土地を求め、その間、自分の家の建築プランを自分なりの考え、更に参考資料やネット情報などを元に考えて見ました。
結果的に実行に移してから、ほぼ3年程度経て完成にこぎつけたのです。